KONYAの街を後にして、今回の旅21カ国目となるシリア

を目指します。



トルコも南部までくると、荒涼とした雰囲気が漂ってきて

アフリカ大陸に近づいてきてることを実感。


寒さは相変わらずです。



今日は、またしても糞ポリスに出会ってしまいました。


コンヤからアダナまでの道すがら、時速80kmほど

で走っていたら、丘を越えた次の瞬間ポリ登場。


「まぁ。停まれ」と脇に停めさせられて免許証見せろと

国際免許証見せたら目が点。


一度も見たことなかったのかな。


ポリ 「まぁ、いい、とりあえず92YTL(8000円位)払え」


自分 「ごめん、金ねーんだよ」


ポリ 「ユーロ、ドル、OK」


自分 「だから、ユーロもドルも手持ち自体ないの。」


ポリ  「ジャポネ?? YEN OK!!」


どこの国に他国のお金(しかも円とか)で罰金取る国が

存在するというのだろう??


てゆーか、速度表示計すらこのポリ持ってないんですが・・・


どーにも、しつこくて払おうかとも思いましたが、盗難のせいで

クレジットカードも停止、手持ちで旅続けたかったので、8000円

は相当痛い。


最後の手段、イスタンで発行してもらった財布の盗難証明書を見せてみたところ

まだ、ユーロ・ドル・Yen OKて言ってる・・・


デタラメに、証明書にサインしてあるイスタン警察署の所長の家に泊まって

仲がいいんだーと作り話して、今から所長に電話するわーと携帯電話(vodafone)

かけるフリしたら


焦った表情で

ポリ「行ってよし。」

権力にヨワッ。


下道通るのに嫌気さしたので高速のって、トルコ最南のシリアとの

国境近くの町へ。



国境、トルコ出国、割とスムーズ。

シリア入国、タムロってる意味わからん

有象無象どもに頼んでもいないのに案内されて

最後にバクシーシ、バクシーシ。


「俺、お前らに頼んだ覚えねーよバイバーイ」とバクシーシ

払わず、ちょっと悪いことしたかな。


まぁ、バクシーシというイスラム独特の文化に

頭が慣れていない、というか少し抵抗がある・・・


ちなみに次、バイクでシリア行く方へのアドバイス


シリアビザ、自分は日本でマルチとっていきました。

入国税 9ドル

強制保険  25ドル

バクシーシ それぞれの受付で2ドルくらいつつ。


バクシーシは割りと他のムスリム達も払ってて

作業早く進めてくれたお礼的な感じでした。


日本なら賄賂だーとか言って問題なるでしょうが、

この国ではいたって普通の光景。



ちなみに、タムロってた有象無象どもは強引にバイクの

カルネ(自分のもの)を奪おうとしてきて俺らが代わりに

手続き全部やるから、保険・入国税で100ドル必要だと

か言ってきます。


キモイです。髭濃すぎ。顔も。


さいさき、悪目。


シリアの第一印象、きな臭い。


夜も遅く、アレッポという街に到着。


居心地よいと評判のスプリングフラワーHOTELに宿泊。


本日の走行距離624km